iModelaで基板加工 -購入編-
最近は3Dプリンタが巷を騒がせていますが、そんな中家庭用NC工作機の買ってみたレビューです。
そもそもiModelaってという人はここから
このiModelaなんと、切削以外に基板加工もできてしまう。自分は基板加工以外しないが...
そこで、今回はiModelaで基板加工をしたいと考えている人へのレビューを書きます!
いろいろ注意して買う必要がある!!
なぜなら、買ってみて思っていたこととかなり違うことが多いから。
価格
たぶんかなり前に買ったからあまり正確ではないけど、基板加工するなら合計12万円ぐらいだった気がする..
いやいや待て待て... たしか本体はそんなにしないはず..
しかし事実である
まず、本体が本来7万8千円とかのところがお試し期間とかで6万3千円だった! やったぜ、レビューみたいなの書かされたけど。。
そこに基板加工のエンドミルとか穴あけのドリルとかのセットを買ったら2万円弱かかった。
そして、ここが一番意外だったのが、エンドミル用のシャフトが必要でそれが1つ1万円した!!!!
精度が必要とかでその値段らしいのだがかなりぼったくられた気分だった(T T)
そして、基板の加工データをiModelaに送信して制御するソフト(WINSTAR PCB for iModela)が2万5千円ぐらいした。
iModelaの台に取り付けるのとか↓のセットを買ったらだいたい12万円ぐらい吹っ飛びます。
コンパクト3D切削マシンで作るMyプリント基板: パソコンで作ったデータどおりに加工してくれる (電子工作Hi-Techシリーズ)
- 作者: 須原誠司
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2013/05/15
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 出版社/メーカー: ローランドDG
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
ちなみにこの本はたぶん買わないとかなり使い方が分からなくてきつい!
こう考えるともしかしたら、ほかのプリント基板加工機を買う方がお得だと思ったりもする。。
もし、学校の設備などで基板加工機が使えるならそっちの方がいいだろう(--
精度
精度で考えるなら、かなりいい!!
学校にも3台近く基板加工機があるが、それらより断然上なのはたしか!
公称で言われているのは、2.54mm のピンの間に2本配線が通せるらしい!
やったことはないけど..
要はかなり細い線でもできるということだ^^
しかし
加工範囲がすごく狭い 55×86mm ぐらいしかない。
これはかなりつらい。まあ、精度がかなり出る分加工の範囲が狭くなるのは仕方ないけど、、
その他
これはあんまり書かれないけど、騒音が結構する。といっても、部屋の扉閉めたら隣の部屋には聞こえないけど、加工している部屋はうるさい!
ガ-ガ-基板を削る音がするので、設置場所には気を付けて!
まとめ
iModelaを買う時はよく考えてから買ってほしい。この記事ではかなりネガティブに書いたけど、使ってみると結構ありがたい。なんたって、勝手に動いてくれるし、配線図はEAGLEってソフトで半自動でかけるので、実質回路図しか書かないのが当たり前。文化祭の出し物とかはけっこう楽できたりするのでいいのは確か!
趣味の範囲ならかなりいい商品だと思う。ただ、初めに思っていたよりは安くはないのでそこだけ気を付ければいい商品だと思う!!