白昼夢と妄想の違い -心理学的観点から

よくする妄想現実逃避の白昼夢の違いって!!!

教育心理学の本を読んでいると人間の行動のひとつである逃避について書かれてました。↓

教育心理学 (1963年) (College books)

教育心理学 (1963年) (College books)

(4)逃避(escape) 自我が脅かされている場面から逃れることである。 例 白昼夢

教育心理学 P186 問題行動

ここで、白昼夢って何だって調べてみると...
kotobank.jp

こんな感じでした ... あれ、じゃあ妄想との違いって何だ!!!


これじゃあ、妄想する → 逃避になる

ちなみにこんな質問がありました。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

やっぱり、妄想も何かからの逃避なのか...
これを考えるだけの理論も知恵もなかったので自分の直感で考えると..


妄想はどっちかというと、「置き換え」というのに近い気がしました。

(2)置き換え(replacement) 怒りの情緒や態度を表現することが、社会的に許されず、そのはけ口がないとき、別の方向に転換される。

教育心理学 P186 問題行動

こう考えると、なんとなく理解できました!
妄想は、社会的、現実的に実現、表現されないときのはけ口として発生する。

まとめ

白昼夢は教育心理学では、「自我が脅かされている場面から逃れることである」
妄想は「社会的、現実的に実現、表現されないときのはけ口」

こんな感じではないでしょうか..
やっぱり、社会的となると、personalityという仮面をかぶらないといけないことが多いので、妄想とかが意識してないとこで生まれ、時間を食っているのですかね。。

ということで妄想は心理学的に捕らえると、「どうにもなってない感情や思いのはけ口」なのかもしれませんね、そしてそれをどう捕らえるかということが大切っぽいですね!