マーフィーの「眠りながら成功する」を読んで
今回は「眠りながら成功する」を読んでの感想です。
この本は、潜在意識と自己暗示について書かれているということで心理学を勉強していて深層心理と自己暗示について知りたかったので読みました。
- 作者: ジョセフ・マーフィー,大島淳一
- 出版社/メーカー: 産能大出版部
- 発売日: 1989/11/01
- メディア: 単行本
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要約はここにいいことが書いています。
読んだ感想ですが、どうしても自分的には宗教チックで科学的でないというのもあってか、あまり信じれなかったです。
この本のほとんどが潜在意識を信じることで大きく変わる例を取り上げています。しかし、自分の中では現実で祈るだけでは変わらないのではと考えてしまいがちでした。
ただ、健康や自分の体に関しては潜在意識の活用としていい本だと思いました。
面白かった例がこれです
1日数回、私は必ず精神的にも肉体的にも完全にくつろぐようにしました。私は次のように言いながら身体をくつろがせました。
「私の足はくつろいでいる。私のくるぶしはくつろいでいる。私の脚はくつろいでいる。私の腹筋はくつろいでいる。私の心臓はくつろいでいる。私の頭はくつろいでいる。私の全存在は完全にくつろいでいる。」
約5分もすると私はうとうとした状態になりました。それから私は次の真理を肯定しました。
「神の完全性はいまや私を通じて表現されようとしている。完全なる健康という考えがいまや私の潜在意識を満たしている。神が私に対して抱くイメージは完全なイメージである。だから私の潜在意識は神の心の中にある完全なるイメージと完全に呼応して私の肉体を創造し直すのだ」と
この例はたしかにそんな気がすると思えるので好きでした。なかなか考え方が分かれる本だということでした。
ただ、寝る前を活用するというのは面白いと思います。
R・ナイチンゲールの「We become what we think about」という言葉にもつながりを感じました。