デザインにおける評価される価値あるコンセプトってなに?

デザインにおける「コンセプト」について学んだのでそれについての記事!

よくあるデザインコンテストとかで提出する「デザイン」っていったいなに?

毎回、デザコンと応募できないとか、
エンジニアだからデザインはわからない。。

っておもいがち...

でも、デザインってなんだって考えると、難しい。。

美しくあるなにか、としかイメージできない。

だからまったくわからない。きれいで美しい表現を提出しなければ..と考えてしまいがち、、

コンセプト

でも、大切なのはデザインのコンセプトなのだ。

プロダクトを求めるデザコンでは、

デザインが美しいと評価されるのではなく、

コンセプトの価値が評価される。

ここに面白いことが書かれてあって、
https://sugimuratakashi.com/biz_concept/

コンセプトはキャッチフレーズではなく価値の言語化
つまり、コンセプトとは、
イメージでもテーマでも雰囲気でも切り口でもありません。

「言語」なんです。

そのビジネスの価値を一瞬で伝える言語のことです。

そのフレーズを聞いて、
誰のためのものなのか?
何をするものなのか?
どういう価値があるのか?

と言ったことが「一言」でイメージできる言語。
それがコンセプトです。

では、具体的に、どう言ったものがコンセプトなのか?
実例を見ていきましょう。

少し僕の方で勝手に解釈させてもらったものもありますので
正式な表現ではないものもあります。

らしい。つまりは、「誰に」「どんな価値を届けるか」がコンセプトで一瞬で分からなければいけない

たとえば、ipod

iPod
1000曲を ポケットに

多くの音楽がポケットに入る小さな機械で持ち運べますよ、という価値を一言で表した、非常に秀逸なコンセプト。

いままで、CDプレイヤーを持ち運んで音楽を持ち運んでた時代に対しての価値の提案だ。



ザコンではこのコンセプトに価値があるかを評価するのだ

たしかに、デザインというには、前提に美しい仕上げが必要というものがある。

でも、評価されるのは、コンセプトだ。

美術におけるコンセプトってなんだ?

美術家はそんなことを考えて絵を描いているだろうか?
たぶん違うと思う。なら、美術家の作品のコンセプトってなんだ。。

調べてみると面白い記事があった。

「コンセプト」と言うのは簡単に言うと、「作品に含ませるメッセージ」だとか「作品を作る目的」の事を指します。言ってしまえば、作品の根幹の部分というわけなのです。コンセプトがしっかりしていないと、それだけで非常に内容の薄い作品になってしまうので、これは慎重に決定していく必要があります。

また、コンセプトは適当に自分の好みのものを決めてしまえば良いというわけでもありません。もちろん、作家の好みだとか趣味嗜好は作品に反映するべきだとは思います。しかし、それを踏まえたうえで、その作品が「アート作品」として成立するための条件を必ずクリアする必要があるのです。

例えば、「花が好きだから」という理由で、ただの花の絵を描くだけでは、それはただの「絵」です。美術作品ではあるかもしれないけど、アートであるとは言えないのです。同じく花の絵を描くとしても、それを通して見る人に何を伝えたいのかを明確にすべきなのです。

そしてそれが、世の中に影響を与える可能性のあるメッセージを含んでいると、なお良いと思います。いや、それが存在しないと、アートとは呼べないのだと思います。

なぜなら、アートというのは、社会性や公共性が重視されるべきだからです。そうでないと、アート作品を作る意味というものがなくなってしまいますから・・・。

アートとは、他人の共感と、社会的影響をを与える可能性があるものであるべきです。

自分自身の経験に基づいた「説得力」と、鑑賞者の「共感」を得ることができるであろう内容でないとダメなのです。

ただ単に美しいだけの彫刻や絵画は美術作品ではあるけれども、アートではありません。そこの部分がはっきりしていないと、レベルの高い作品を生み出すことは出来ないのです。

美術家にとってのアートが、メッセージを伝えるものであり、
メッセージのもつ「共感」「代弁」などが与える価値だとするなら、
コンセプトは、彼らの持つ表現したい思いなのかもしれない。

プロレタリアートでは、労働者のつらい思いを表現している。
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つまりは、このアートにおけるコンセプトは、「プロレタリア」なのだろう。

デザインとコンセプトを知って

いままで、デザインとは美しい造形だと考えてた。
たしかにCADやillustrator、照明CADはその手段だ。

でも、ほんとに大切なのは価値を考えられたコンセプトであり、

自分にもできるものだと思った